フェリーナブログ

フェリーナ☆ブログ

好きなものや興味を持ったことを発信したり、本当のことを世の中の人に伝えたくてブログを書いています。このブログでは真実を発信し続けることを此処に誓います。

抗酸化物質を摂取して酸化ストレスに抗おう

現代人は日常生活を送る中で、活性酸素を増やしてしまう原因が沢山あるため、身体が酸性に偏りがちで多くの酸化ストレスに晒されています。pH値が低くなり、酸性にバランスが偏った身体を中性に戻すためには、アルカリ性のものを摂取することが大変効果的です。

「酸化ストレス」は活性酸素と抗酸化力とのバランスが崩れることから生じるものなので、酸性に偏りすぎても、アルカリに偏りすぎてもいけません。バランスがとれた状態を維持することが、健康管理の上では肝心になります。

人間を含めた生物が呼吸し、新陳代謝をしているときには「酸素の約2%が“酸素毒”」といわれる「活性酸素」になります。
活性酸素」は、体の中に侵入してくるバイ菌や、有毒物質を貪食する殺菌の役目をしてくれる大事な物質ですが、地球環境の急速な汚染などにより、必要以上にこの活性酸素が増加しています。 活性酸素は非常に酸化力が強く、異物を溶かす作用が過剰になって正常な細胞まで貪食し、脂質と結合して過酸化脂質(細胞を傷つけ破壊し、人体に害を及ぼす厄介者)となり、さまざまな障害を与えるようになります。

活性酸素を除去するSOD(エス・オー・ディー)「SOD」とは、Super Oxide Dismutase(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)の略で、私たちの体内で過剰となった「活性酸素」を取り除き無毒化してくれる抗酸化酵素のひとつです。「活性酸素」とこの「SODなどの抗酸化酵素とビタミン・ポリフェノールなどの抗酸化物質」のバランスによって、私たちの健康が保たれています。

しかしながら、地球規模での急速な環境汚染などにより私達の体に侵入してくるバイ菌と同様に環境汚染物質(農薬・殺虫剤)、加工食品(添加物)、紫外線、排気ガス、ストレスなどに活性酸素が反応するようになったのです。
従って、体内でつくられるSODだけでは間に合わないというのが現状です。

良質なタンパク質を摂りましょう
SOD、グルタチオンペルオキシダーゼ、カタラーゼ、どれも主成分はタンパク質です。毎日の食事のなかで、良質なタンパク質を摂ることはこれらの酵素を作り出すうえでとても大切なことです。

活性酸素を除去してくれる抗酸化作用を持つ食べ物 ~ビタミン~
β-カロテン・・・活性酸素の発生を抑え、取り除く(レバー、うなぎ、銀ダラ、モロヘイヤ、人参、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜など)

ビタミンE・・・・細胞内に過酸化脂質が作られるの抑える(アーモンド、ニジマス、ヘーゼルナッツ、うなぎ、かぼちゃ、落花生、モロヘイヤなど)

ビタミンC・・・・活性酸素の抑制に働きます(柿、キウイ、赤ピーマン、いちご、オレンジ、ブロッコリー、カリフラワー、レモン、さつま芋など)

活性酸素を除去してくれる抗酸化作用を持つ食べ物 ~ミネラル~
抗酸化酵素の生成や活性に関わり、その効果を高める。

亜鉛・・・・・SODの主成分。細胞の新生を促す(牡蠣、牛肉、豚肉、うなぎ、ラム肉、いわしの丸干しなど、)

銅・・・・・・SODの活性を促進(牛レバー、ホタルイカ、イイダコ、干しエビ、ココア、牡蠣、カシューナッツなど)

セレン・・・・過酸化脂質を分解し無害化する(マグロの刺身、ワカサギ、長ネギ、ホタテ貝、しらす干し、いわしの丸干しなど、)

マンガン・・・SODの材料。細胞の酸化を防ぐ(栗、ヘーゼルナッツ、玄米ご飯、そば、松の実、アーモンド、干し柿、生姜など)

※抗酸化作用を持つ物質は、酵素、ビタミ ン、ミネラルのほかにも存在します(例:ポ リフェノールやフラボノイドなどの成分、他にも尿酸や女性ホルモンなども抗酸化力 を持っています)

私たちの日常生活の中には、活性酸素を増やしてしまう原因がたくさんあります。しかし一方で過剰な活性酸素を除去してくれるSODなどの酵素を作り出す力は年齢とともに衰えます。抗酸化酵素を作り出す栄養素は、単独で摂取するよりも様々な食品を組み合わせてバランス良く摂取したほうが、体内でより効率よく働くことが分かっています。(摂りすぎもよくありませんのでほどほどに) これからの時期は、紫外線が強くなりますので、紫外線対策もお忘れなく!