フェリーナブログ

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好きなものや興味を持ったことを発信したり、本当のことを世の中の人に伝えたくてブログを書いています。このブログでは真実を発信し続けることを此処に誓います。

健康になるために酸化ストレスを減らそう

老化やガンなどの病気には、実は活性酸素による「酸化」という共通したメカニズムが関与していることがわかっています。そこで今回は、この酸化がカラダに及ぼす悪影響について書いていきたいと思います。

活性酸素って何?
わたしたちは呼吸によって酸素を取り込み、食事で摂った栄養素を燃やしてエネルギーを作り出しています。この過程の中で、酸素の一部が変化し「活性酸素」となります。活性とは、酸化する力のことを言います。 

活性酸素の特徴

体に取り込まれた酸素の一部は、体内で「活性酸素」へと変化しますが、基本的にこの活性酸素は、感染防御や栄養代謝など、人間の生命維持に必要不可欠なものです。「活性酸素」は体内に侵入した細菌やウイルスの攻撃から体を守ってくれる大事な物質です。例えば、食物に付着している細菌を活性酸素が殺菌するために、人間が安全に食事を摂取することができるのです。しかしその一方で、酸化力が非常に強いため過剰に発生しすぎると正常な細胞まで攻撃します。活性酸素は化学的に不安定な物質であるため、細胞の脂質、タンパク質、DNAや糖質などと反応して、自分自身の細胞にダメージを与えることがあるのです。これが活性酸素による「酸化」です。

人間の身体は、糖分や脂質の摂り過ぎや、ストレスなどで疲労をためるほど酸化していきます。活性酸素がヒトのカラダを酸化させる「酸化力」が、ヒトの体に備わっている「抗酸化力」を上回って、両者のバランスが崩れると、「酸化ストレス」が生じると考えられています。酸化ストレス」は活性酸素と抗酸化力とのバランスが崩れることから生じるものなので、酸性に偏りすぎても、アルカリに偏りすぎてもいけません。バランスがとれた状態を維持することが、健康管理の上では肝心になります。

 

身体の「酸化」が及ぼす深刻な影響とは

「酸化ストレス」は、血管や細胞に大きなダメージを与えますが、自覚症状がほとんどないため、気づかないうちに進行し、身体に様々な症状を引き起こします。「酸化ストレス」が体に及ぼす悪影響は多岐にわたり、がん・脳卒中脳出血・脳血栓脳梗塞)・心筋梗塞動脈硬化・高血圧・炎症・糖尿病などの成人病・アトピー性皮膚炎・関節リウマチ・膠原病白内障・老化・シミ・たるみ・そばかす・アルツハイマー病などの脳神経疾患 ・ぜんそくなどの呼吸器疾患・白内障・心疾患、肝疾患、脂肪肝などの消化器疾患などなど、老化や様々な病気の発生、増悪に中心的な役割を果たしていると考えられていて、全病気の90%は活性酸素が原因といわれています。

一方、人間には活性酸素の害を防御して無毒化する抗酸化作用が備わっています。もともと体に備わっている抗酸化物質として、抗酸化酵素(カタラーゼやグルタチオンペルオキシダーゼなど)、タンパク質(アルブミンやグロブリン) 、尿酸などが挙げられます。抗酸化酵素が体内で合成されることで過剰に発生した活性酸素を無毒化してくれます。しかし、これらの酵素を作り出す力は年齢とともに衰えていきます。また、体の外から食品として取り入れる抗酸化物質も、抗酸化システムにおいては重要です。例えば、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化ビタミンは、活性酸素を直接打ち消す能力を持っています。


酸化ストレスを減らすことが健康になるための鍵となる

活性酸素の発生に関係があるものは、過剰な紫外線・放射線・環境汚染・ダイオキシン排気ガスなどの70種類以上ある環境汚染物質の吸引・500種類以上ある食品添加物・電磁波(スマホ、パソコン、電子レンジ、電気毛布など)・過度なストレス・偏った食生活・食べ過ぎ・肥満・激しい運動・喫煙などが挙げられ、これらによって「酸化ストレス」が引き起こされ、細胞に変化を与えることがわかっています。 

例えば、紫外線を浴びると皮膚に酸化ストレスが生じ、皮膚のコラーゲン分解酵素が活性化されます。すると、これがコラーゲンを分解し、シワやタルミとなるのです。それゆえ、酸化ストレスを引き起こす原因への暴露を極力減らすことが、様々な病気の予防やアンチエイジングの第一歩となります。またpH値が低くなり、酸性にバランスが偏った身体を中性に戻すためには、アルカリ性のものを摂取することが大変効果的です。実際に、疲労回復やアレルギー、便秘の改善、高血圧予防や生活習慣病予防、老化予防から美容効果まで、様々な効果をもたらしてくれます。