フェリーナブログ

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好きなものや興味を持ったことを発信したり、本当のことを世の中の人に伝えたくてブログを書いています。このブログでは真実を発信し続けることを此処に誓います。

日本経済がデフレから脱却出来ない本当の理由

日本経済のヤバさは世界と比べるとわかりやすい

「最近経済が低迷しているよね」という意見をよく聞きます。日本だけの統計を見るとそうなのですが、世界との比較で見ると、とてつもない大転落をしているのです。

国連統計で世界中の国の経済の大きさ、GDPがわかりますが、世界のなかで日本が何%を占めているか。このGDPシェアを見ると1995年には17.5%、ほぼ18%でした。ところが2016年になると6.5%。この20年間で日本経済は世界シェアが3分の1に落ちているのです。
逆に言うと、日本経済が世界の普通の国並みの成長をしていたら、現在の我々の所得は3倍だったということです。世界中の経済が良くなって生活が潤っているのに、日本だけが良くなっていないのです。

実は人口も就業者数も増え続けているという事実

なぜ、日本は20年以上もの間、デフレから脱却出来ないのでしょうか?こうなってしまった原因として一般の人が信じている話として、1つは「人口が減少しているから」。もう1つは「高齢化で働く人の数が減ってしまったから」というのがあります。

この説を唱えた人があちこちのメディアに出て話すので、色んな人がこの話を信じてそう思っているのですが、これは真っ赤な嘘です。

なぜかと言うと、3分の1に転落した95年から2016年、この21年間の変化を見ると、人口は1%増えています。増えているのは高齢者であって労働人口ではない、という考え方もありますが、就業者数は21年間で0.1%増えています。人口も働く人の数も増えているのに、3分の1に転落したということです。

緊縮財政をするから日本はいつまでもデフレを脱却出来ない

デフレから脱却出来ないのは、政府が緊縮財政の方針を取り続けているからに他なりません。

戦争、紛争の無い国で20年以上デフレが続いている国は日本しかありません。
平成の三十年。GDPゼロ成長は世界最低。平均給与は10%ダウンは世界最低。税率は大幅アップで世界最高! 

 30年前から初任給上がらないのに年収から引かれる税は30年前の25%から46.6%になりました。(消費税、社会保険料含む)それでも苦笑しながら仕方がないと強者に従う、日本国民が安倍政権を支えています。
日本人の労働者の質は世界水準でトップクラスであるにも関わらず、デフレを脱却出来ていないのは、政府のせいとしか言いようがありません。デフレから脱却出来ていないのは、緊縮財政の方針を政府が取り続けているからです。不景気の時は緊縮財政ではなく、積極的な財政出動をしなくてはなりません。